2014-01-01から1年間の記事一覧
Hallacaという食べ物、ここではクリスマスの伝統食として知られている。 大好きな食べ物のひとつで、とうもろこしの粉を水で練り、肉や野菜、オリーブ、家庭によっては豆の煮物をまぜて、カイピオという、バナナみたいな葉で包み、茹でる。イメージ的には日…
ある土曜日。 いつものように、あるお家にHallacaを買いに。ふたつ買うといつもおまけでもうひとついれてくれる、村でいちばんおいしいと評判のHallaca。買いに行くといつもコーヒーも淹れてくれ、おしゃべりをしてから帰る。 その日は、人の出入りが多く、…
ファルコン州には、4つ、国立公園がある。 Parque Nacional Los Medanos 州都コロからパラグアナ半島に渡るその入り口に位置する、広々とした砂丘地帯。 Parque Nacional La Cueva de la Quebrada del Toro 州の南部、ララ州方面にある国立公園。森林、鍾乳…
カラカスにて、観光局主催のビデオ会議に参加してきた。 観光局の中に日本で研修を受けてきた職員が何名かいて、友人でもあるそのうちの一人が、帰国後現在行っているプロジェクトのアクションプランを発表するという内容。 それを、日本とビデオをつなぎ、…
ぽんしげ という名前の実。しゃりしゃりかじる。小学校で、子ども相手の観光ワークショップをやらせてもらった。四人一組で、村の地図を描いてもらい、旅行者を案内したい場所を考えて矢印でルートを記してもらう。最後に発表。意外だったのは、模造紙とマー…
オフィスやステイ先がある村から少し(google earthでみると12㎞くらい)離れた場所で、住民の人たちへの説明会をした帰り、交通手段がなくて、歩いても帰れると言ったらあほかと言われ、その場所の近くに住む同僚の家に泊めてもらうことにした日のこと。 メ…
ファシリテーションの力に、ものすごく影響されている。具体的には、悩まされたり、幻滅したり、救われたり、感動を目の当たりにしたりしている。「途上国の人々との話し方 ー国際協力メタファシリテーションの手法」という本を読んでから、会話の中に出てく…
マルガリータ島滞在、一日自由時間をもらったので、パーマカルチャーを実践しているコミュニティまで見学に行ってきた。 Tashigar Norteという、もともとはチベット仏教を基盤としたヨガや瞑想をしている、言わばお寺みたいな施設で、パーマカルチャーを取り…
先輩隊員の任地、マルガリータ島へ、彼が企画した日本文化祭手伝いのために行けることになり、一週間滞在してきた。前半は準備、そして文化祭当日、翌日には配属先が取り組んでいるエコツーリズムの試ツアー、最終日に一日自由時間。そんな具合に日程を組ん…
ローカル市。現在、市役所の農業・環境課が最近取り組みはじめたアクティビティ。15日に一度のペースで開かれていて、今までに3回開催された。毎回、出品数も順調に増えてきている。今までに売られたものは、市内で採れた野菜や果物(トマト、ネギ、ピーマン…
町の一番はしっこに、とても眺めの良い場所がある。rancho grandeというその場所は、人びとの集う広場になっていて、その地域に住む家族の手で、とても素敵な場所に生まれ変わろうとしている。全てをリサイクルで作ろうとしている目論見を語る顔が生き生きし…
ストーリーデザインに取り組んでみたい。この地域にある伝統の民芸品や食を見て、思った。作っているひとたちの民芸品への思いや、作られるまでのプロセスをまとめて、ちいさな冊子や展示物をつくって、プロモーションに役立たせたい。州都の観光イベントで…
気候が全然変わらないので、7月になったという実感があんまりない。 ここでは、季節感の変化は気候ではなく植物から感じるのではないかな、と思ったりもする。今は、マンゴーとApamateというピンク色の花の季節。 皆至る所であらゆる時間にマンゴーを食べ、…
夏前の、雨の季節に入ったらしい。 午前中、午後、そして夜中にも、集中的にどどどさっと降る。 子どもは、外へ飛び出す。 雨の降る直前は、涼しくて外も歩きやすいし快適だし、振った後の蒸し暑さも好きなのだけれど、建物の中にいると、雨雲で室内が暗くな…
任地派遣から一ヶ月、事務所の活動報告会&総会のために一週間ほどカラカスに滞在。 一ヶ月ぶりにカラカスに戻ってきて感じたのは、一番初めにベネズエラに着いたときよりも気持ちが楽になってたこと。前は、外を歩くときとか、旅中のようなよそ者感とどきど…
ベネズエラには、クアトロという伝統楽器がある。4弦クラシックギター、ウクレレよりひと回り大きくて、手前(上)から、ラ・レ・ファ♯・シ と合わせる。 私も個人的に弾きたくて、ベネズエラに行く前から、着いたらすぐ手に入れようと思っていたのだった。 …
5月10日は、市内のCurimaguaという地区でイベントがあった。この地ではJosé Leonardo Chirinoという名前が、Simon Bolivar並みに登場する。彼は、このCurimagua出身で、黒人奴隷解放のための蜂起を主導し、決行された5月10日が記念日としてその功績が讃えら…
5月9日任地赴任から2週間、怒涛の挨拶回りは2日で終わり、カウンターパートは忙しく、手持ちぶさたでうろうろ。Dirección de Educación(教育課)の課長さんと話をしていたら、明後日中学生のアクティビティがあるというので参加させてもらった。50人くらい…
任地に着いて3日目、土曜日、最初の週末。ステイ先のおばあちゃんのお孫さんが、金曜日の午後からステイ先に来ていて、朝から一緒に遊んでいた。3歳と4歳の女の子。追いかけっこ、まくら(クッション)投げ、お絵かき、おりがみなど。写真はそのふたり。アイ…
カラカスから離れ、任地のファルコン州へ。ファルコン州は、ベネズエラの北東、南米の一番北にあたるパラグアナ半島がある場所。カリブ海に面しているので常夏かと思いきや、少し内陸へ行けば山間部に入り、涼しく過ごしやすい気候になる。Cabureは、その山…
連休最終日、カラカスからすぐに行ける国立公園、Parque Nacional la Avilaに連れて行ってもらった。海岸沿いに連なる山々全体が国立公園になっていて、最高峰は2,765mだそう。今回はロープウェイで1,500mくらいのところまで。上までは15分くらい。ロープウ…
今いるホストファミリーの家のベランダからは、いつも綺麗な夕日が見える。カラカスの天気は不思議だ。今は雨季の前だからかもしれないけれど、朝、雲が空を覆っていて外はすこし薄暗く、今日も曇りかとすこしがっかりすると、9時過ぎにはもう夏の日差しにな…
去年一年間、藤野でパーマカルチャーの実習コースを受講し、永続的文化のデザインについて、その考え方やいくつかの実践の仕方を学んだ。基本にあるのは、資源やものの循環と、それぞれの要素の多機能性を相互に関連づけて、それぞれのものごとが持つ能力を…
南米ベネズエラの北西部ファルコン州にて、来月5月からアグロエコツーリズム開発プロジェクトのサポートをすることになっている。 要請内容によると、情報整備、PR手法の指導、観光資源調査、特産品開発、民宿の整備、住民への説明会実施などをおこなう予定…
先週日曜日から来週日曜日まで、カトリックの人たちにとってとても大きな祭日、Semana Santaがある。そんなわけで、語学授業ではもっぱら宗教をテーマに会話が進む。月、水の先生はとても若くて、そして敬虔なカトリック教徒。毎朝祈り、日曜日には教会に行…
ベネズエラに来て2週間。首都カラカスでの滞在の半分が過ぎた。 最初に空港に降り立って感じた懐かしさ、朝6時のすがすがしさ、すこし湿った生ぬるい空気とにおい、スペイン語に心がときめく。これから2年間、この場所にいられる喜びでいっぱいになりなが…
偉大なる写真家に思いを馳せて 自分がどのような人生を送るかということは、心の底から湧き出るものに正直にまっすぐにぶつかるということで、人生が自分にしてくれることを考えるのではなく、自分が選ぶことが人生をつくっていくということなのだと思った。…