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2014年4月よりJOCV、ベネズエラにてアグロエコツーリズム開発のサポートを。

クアトロワークショップ

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ベネズエラには、クアトロという伝統楽器がある。4弦クラシックギターウクレレよりひと回り大きくて、手前(上)から、ラ・レ・ファ♯・シ と合わせる。
私も個人的に弾きたくて、ベネズエラに行く前から、着いたらすぐ手に入れようと思っていたのだった。
カラカスでは難しかったので、任地赴任から一週間ほど後、クアトロ生産で有名な街、バルキシメトで一番安いのを購入。
 
というのは前置き。
 

Instituto Municipal de Cultura(文化振興課)のアクティビティ、8歳〜15歳の子どもたちにクアトロを教えるというワークショップ(Taller)に参加させてもらった。

 
先生が一人、市役所の職員が一人か二人来て教えるのだけれど、先生は大勢のグループに教えたことがなくて、子どもは騒ぎっぱなし、職員は怒鳴りっぱなし、楽器の数は足りなくて、あまり満足できる状況ではない模様。それでもみんな、Taller開始の5分前に行くと、もう子どもたちは外で集まって待っている。
 
Tallerは二週間続き、最後には学んだことの発表を行うとのこと。
 
最後の発表の日にはカラカスに行くため立ち会えないのだけれど、発表の前日に、リハーサルみたいなものを行って、子どもたちがクアトロを弾きながら歌を歌うのを聞かせてもらった。
完成度をいうと疑問が残る部分もあるけれど、取組み自体はとてもいいと思った。
今回が初めてのTallerで、同じものを他の地区でも順番に行っていくそう。