El Mariachi Gringo
メキシコのレシピの古本を、数週間前、州都で開かれていたFeria de Libro(本市)にて購入。飽きずにぱらぱらめくり続けている。料理自体も美味しそうで魅力たっぷりなのだけれど、食材や、料理や、でてくる食器、キッチンの雰囲気なんかの色合いがとても好きだ。暖かみ。素朴さ。積み重なった時間の経過。なんとなくそんなものを感じずにはいられない。
先日、テレビで、El Mariachi Gringoという映画をやっていたので見た。つけたらたまたま始まるところだった。ここは、国営放送以外のチャンネルはプリペイド式で払うので、見た分だけチャージされる。なのでどんぴしゃで見られるのは有難い。
ストーリーは、アメリカ人の白人が、あるメキシカンレストランであるマリアッチと出会い、彼のふるさとであるグアダラハラにいって自分もマリアッチになると決意し旅に出る話、だと思う。多分。英語が全然聞き取れなくなってしまった。かといってスペイン語字幕も追いきれず。でも個人的にストーリーは正直どうでもいい。
レストランの色、街並み、死者の日のお祭り、人びとの話し方、音楽。
ずっと見ていたかった。
http://www.clevelandfilm.org/files/films/detail/3599mariachi-gringo-640.jpg
http://www.ballparkfilmdistributors.com/images/mariachi-gringo/mg-still-4.jpg
意外と新しい映画らしい(2012年公開)。
スペインの、ボルベールの色彩を思い出した。
タイルが綺麗だ。ラ・プエブラのタラベラ焼きを思い出す。
メキシコの映画をもっとたくさん見たいな。ラテンアメリカの映画、そして世界各地の映画、ロードムービーをもっとたくさん見たいな、と思いました。