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2014年4月よりJOCV、ベネズエラにてアグロエコツーリズム開発のサポートを。

たてのつながりを

カラカスにて、観光局主催のビデオ会議に参加してきた。

観光局の中に日本で研修を受けてきた職員が何名かいて、友人でもあるそのうちの一人が、帰国後現在行っているプロジェクトのアクションプランを発表するという内容。

それを、日本とビデオをつなぎ、現在行っている日本での研修の一環として行うという目的だったが、ビデオがつながらず、結局こっちだけで行った。

 

観光局の人に会うといつも思うのは、職員のレベルがとても高いことだ。

任地ではあまり見られないアサーティブなコミュニケーションのしかた、インテラクティブなプレゼンのうまさ、住民をモティベートする力、自身のモチベーション、人間的魅力、どれもこれも高い人たちばかり。

配属先は、たまに国の観光局の職員を呼びワークショップを行ったりもするのだけれど、単発的で、また周知が追いつかないのか(私もいつも直前に知らされる)参加者も少ない上に配属先トップの人選である。

 

観光に関わる公的機関は、国の観光局、州の観光局、そして各市の市役所の観光課。

国の観光局にとっては一市の観光開発まで手が回らないのも当然ではあるけれど、JICAを通じてせっかくできたコネクションではあるので、もっと任地の市が国の観光局とのつながりを高められるよう、働きかけができればいいなと思った。

 

組織、システム、規定、プログラムやプロジェクトの内容、そんなものを勉強する必要があるような気がする。ただ私が一人で理解するというよりも、任地の人と一緒に理解していくのが一番いい。住民レベルで理解してもらうのが理想だけれど。