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2014年4月よりJOCV、ベネズエラにてアグロエコツーリズム開発のサポートを。

ファシリテーションの力

ファシリテーションの力に、ものすごく影響されている。具体的には、悩まされたり、幻滅したり、救われたり、感動を目の当たりにしたりしている。

「途上国の人々との話し方 ー国際協力メタファシリテーションの手法」という本を読んでから、会話の中に出てくる質問が気になりはじめ、注意するようになった。

本書は、平たくいうと以下のような内容。
全ての質問は、①好み、感情 ②思い込み、意見 ③事実 の三つを尋ねているものに分けられ、中でも③事実質問のファシリテーション力に着目し、それを駆使して問題を探っていき、その問題に向けた解決方法を相手に模索させ、実行させるための手法が体系化されている。

事実質問をしていくだけで、相手が自分で問題に気づき、さらには解決方法まで自分でたどり着くという。
もちろん闇雲に質問すればいいわけではなくて、その質問をすることで相手にどのような意味をもたらすのか、自分の質問の意味を問い続ける「メタ認知能力」が重要で、訓練が必要なのだけれど。

まだまだ修得にはほど遠いけれど、概念を知ったおかげで、偶然、この力の威力に出くわす場面がある。それが自分に飛んできた時は、頭上にいきなり光が差した思いだった。逆に、やろうと思ってもうまくできなくてとてももどかしい。

できなくても、話を聞くだけならできるよ、という姿勢は持てるようにしたいと思った。ある友人のその姿勢だけで、実際には話していないにもかかわらず、わたしは最近とても救われたのだ。

ひとりで生きてるんじゃないんだなあというあたりまえのことを、あたりまえだと認識できるようになった。

そして、だめなときは、あたりまえのことを言われても消化吸収どころか咀嚼すらできないということもわかった。こうなった状態はあぶないということも。

嬉しかったので、記録しておく。