Feria de la Macanilla
5月10日は、市内のCurimaguaという地区でイベントがあった。
この地ではJosé Leonardo Chirinoという名前が、Simon Bolivar並みに登場する。
彼は、このCurimagua出身で、黒人奴隷解放のための蜂起を主導し、決行された5月10日が記念日としてその功績が讃えられている。
目を引いたのはその市場で、自然薬品を売っていた。野草を煮詰めたもの、コクイという伝統的な酒に植物の実や根っこなんかを漬けたもの。藤野で、90近くのおばあちゃんから、似たような自然薬の作り方をパーマカルチャーのコースで学んだのだった。気になる!
さらに驚くべきは、この地域では地域通貨を使った市が開かれているのだった。今回のイベントでは見なかったけれど、2007年から実施されていて、全部で13の地域、11州にまたがり取り組まれている。
コミュニティ化、地域化の取組みや考えが、いろんなところで見受けられて、Socialismoの国だと実感することが多い。学ぶものがたくさんある、と同時に、より理想の形に向けて、外から何か触発できるものがあるか、考えていきたい。