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mamenotanemame

2014年4月よりJOCV、ベネズエラにてアグロエコツーリズム開発のサポートを。

最初の週末

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任地に着いて3日目、土曜日、最初の週末。

ステイ先のおばあちゃんのお孫さんが、金曜日の午後からステイ先に来ていて、朝から一緒に遊んでいた。
3歳と4歳の女の子。追いかけっこ、まくら(クッション)投げ、お絵かき、おりがみなど。写真はそのふたり。アイスをたべている。

日曜日は、村の中をおばあちゃんと散歩。おばあちゃんの友人でエコロジストの画家のお家に遊びに行き、親戚の家の農場を見せてもらい、国立公園内に建つposada(民宿)の見学をし、ビリヤード場でビールを飲み、ranchoの広場でpastelitoを食べながら、昨日知り合いになったおばあちゃんの友達で革細工の職人さんの話を聞き、昼前に家を出たのにもう日が沈んでしまった。
たくさんの素敵な家、素敵な場所、素敵な人に出会い、私は、この村が、とても好きだと思った。

特にranchoが印象的で、ranchoといえばベネズエラでは一般的にスラムのことを指す(と思う)のだけれど、その場所では、古い遊具とテーブルとイスとドミノ(卓上のゲーム、サイコロみたいなやつ)があり、子どもも大人も集まって、会話をしたり遊んだり飲んだり食べたりしながらゆったりと午後を過ごしていた。町の外れで、そこからは森が見渡せる、実際とても気持ちのいい場所。

ranchoまでの道は確かに街灯もひとつもなく、道も整備されてるとはとても言えない。
広場のすぐ裏はちょっとした崖で、下の方には排水やゴミが流れ着き、酸化した水が溜まって大きな湖ができている。

職人さんは、ranchoに集まる子どもたちのことをとても心配していて、というのも、子どもたちはたいてい子どもだけでこの場所に来て、勝手に遊ぶのだけれど、子どもがどんな危険な遊びをしようが、アルコールを飲もうが、暗くなるまで帰らなかろうが、責任をもってしつける親がいないのだそうだ。
ほとんど錆びて崩れそうなシーソーに10人も20人もぶらさがってけらけら笑ってる子どもたちを見ていて確かにひやひや。でも、この場所があるということが、私の目から見ると、とてもいいことのように思えた。人が集まる場所はいい。

政府が支援をしない、お金がないことに文句をいうよりも、ちょっとずつ自分たちで変えていこう、という風に働きかけができたらいい。
子どもと一緒に遊びながら、遊具を安全に大切に使うことが教えられないだろうか。
周りでビール飲んでる大人を巻き込んで、サッカー教室とか、ギター教室とかできないだろうか。

暗がりの中帰り道を歩きながら、そんなことを思った。
観光についてはまだ何をすればいいかさっぱりだけれど。

明日からまた新しい週だ。