mamenotanemame

2014年4月よりJOCV、ベネズエラにてアグロエコツーリズム開発のサポートを。

Avila山へ

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連休最終日、カラカスからすぐに行ける国立公園、Parque Nacional la Avilaに連れて行ってもらった。

海岸沿いに連なる山々全体が国立公園になっていて、最高峰は2,765mだそう。
今回はロープウェイで1,500mくらいのところまで。上までは15分くらい。

ロープウェイからはカラカスの街が一望できる。山の方を見ると、ところどころに登山道が。歩くとだいたい5時間くらいで登れるとのこと、歩きたい。
ただ、ここは先日殺人事件があった場所でもある。だいじょうぶなの?と聞くと、そんなのどの場所でも起きてることだから大丈夫!と。みんなそんな意識。

行ってみると、確かにいたって平和だ。(ロープウェイ地点の付近は若干barrioらしくはあった。子どもが物乞いしていたりとか)

さて、頂上。
日曜日ということもあり、人がたくさんいた。
おみやげ屋さんが並び、大道芸に人が集まり、道ではしゃぼん玉を売っている。
そこからピックアップでガリパンという村に行く。メイン通りは石畳、その他は舗装なし、瓦屋根のおみやげ屋さん、お花屋さん、レストランが並ぶ。
村の入り口に馬が15頭ほど繋がれていて、乗馬もできる。
家族連れが多く、のどかな雰囲気。

国立公園というよりは、テーマパーク的。
ひとつひとつのレストランが狭い、自然があまり感じられない、砂ぼこりがひどい。名物は、いちごの上に生クリーム山盛りのパフェ的なもの。不思議。
でもカラカスの市民が日帰りで訪れるにはちょうどいいのかもしれない。ロープウェイに乗るだけでも結構楽しかった。


やっぱり、ベネズエラの問題は、治安だ、と思った。
他の中南米だったら強盗で済むところを、ここでは命まで取られてしまうケースが多い。

きた初日から、JICA事務所にて最初に聞かされたことが、おととい目の前のホットドッグ屋で殺人があってさあ、という話だった。

観光地で治安が悪いって難しい。
こんなに治安が悪いのは、カラカスだけなことを願う。