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2014年4月よりJOCV、ベネズエラにてアグロエコツーリズム開発のサポートを。

カラカスにて、到着後2週間の印象

 

ベネズエラに来て2週間。首都カラカスでの滞在の半分が過ぎた。

最初に空港に降り立って感じた懐かしさ、朝6時のすがすがしさ、すこし湿った生ぬるい空気とにおい、スペイン語に心がときめく。これから2年間、この場所にいられる喜びでいっぱいになりながら、カラカス市内へと移動したのがちょっと昔のことみたい。

 

4月中はホストファミリーの家に滞在し、語学学校に通いながら、ベネズエラのことを知り、生活に慣れる時間。

語学学校では、新聞や、自分が活動をおこなう任地について、またキリスト教やそれぞれの州での宗教的文化の違いについてなんかをテーマに、先生と話をする。最終日にはプレゼンをおこなうため、それについての準備もすすめる。

文法の授業から今のスタイルに授業の仕方を変えてもらい、ベネズエラについてと、語彙と、ベネズエラ人の先生の発音や言い回し、自分の意見を伝えること、日本ではこうだよと説明すること、その全部を同時に学べるとても有意義な授業になった。

 

カラカスのAltamira地域あたりはとても都会で、気候も過ごしやすい。ただ道を歩いていると、ごみが散らばっていたり、歩道ががたがただったり、へんなにおいがしたり、信号のない交差点(あるほうが少ないけれど)では事故らないのが不思議なくらい車とバイクが入り組んでいたり、そのあたりは南米感がある。中南米の首都らしい首都な気がする。

治安の悪さや2月から本格化したデモのせいで、セントロのほうやその他低所得者が住むような場所には行ってはいけないといわれているため、なかなか見たいものが見れなかったりするけれど、今は本を読んだり勉強に集中しようと思う。

ベネズエラにはホローポというフォルクローレ音楽と、クアトロというウクレレみたいな楽器があって、ボランティア連絡所にあったクアトロを先輩隊員さんが貸してくれたので、それも時間を見つけて弾いている。

 

4月中は、のんびりした日々が続きそう。