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2014年4月よりJOCV、ベネズエラにてアグロエコツーリズム開発のサポートを。

ほんとうは、ほぼ日の、今日のダーリンみたいに、小さなことばを毎日残したいなと思っているのだけれど、きっと思うようには書けないだろう。

 

耳障りのいいことばをふわりふわりと綴るのは、自分にとって、思ったよりも気持ちのいいことなのだけれど、そうしていても物事は具体的にすすまない。

もうそういうことばは、自分にはあんまり必要ない。

 

それでもやっぱり、頭の中に浮かんでは消えていくことを残しておかなくては、世の中の事象はなかなかお互い関連付いてはくれない。過去と現在が歴史や科学や物語でつながっているように。

 

理(ことわり)を理解するのに、ことばが全てではないのだけれど、重要な位置を占めているのは間違いないだろう。

誰もいない森の中で木が倒れるとき、音はしないのだ。

鴻巣友季子さん、池澤さんの「きみのためのバラ」、文庫版解説にて)