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2014年4月よりJOCV、ベネズエラにてアグロエコツーリズム開発のサポートを。

thoughts

印象と記憶

Lang-8である記事を発見。日本の春を見たことがあるベネズエラ人は、日本の桜を見てApamateを思い出すのだなあと。私がApamateを見て桜を思い出しているように。 何かを見ると、自分の知っている何かと結びつけるように、脳みそは出来ているらしい。今までに…

飢餓まではいかない、食の不自由。

食というキーワードが最近頭にこびりついている。 きっかけは、友人との会話だと思う。 ある夕方。もう暗くなってくる頃。 友人の若いお母さん「今夜食べるものがないのよ。パンを買いに行ったら売っていなくて」 私「えぇ~ Harina Pan(主食のとうもろこし…

異文化と価値観とありがとうとごめんなさいの話

昨年、年末あたりの話 こっちのひとは、ほんとうに「ありがとう」と「ごめんなさい」を言わない。 ステイ先の子どもたち(3歳と4歳の姉妹)と手動の手回しラジオで遊んでいた。 洗濯をしている最中だったので、洗濯機に呼ばれて少し子どもたちから目を離す…

旅とお金と

年末年始、10日間ほど、エクアドルとパナマに遊びに行ってきた。 これで、中南米で足を踏み入れた国は、ちょうど10カ国になった。 久しぶりの旅から帰って、今までの旅や旅の種類のことを考えたりして、任地に戻るときになってもまだ旅頭から抜け出したくな…

ファシリテーションの力

ファシリテーションの力に、ものすごく影響されている。具体的には、悩まされたり、幻滅したり、救われたり、感動を目の当たりにしたりしている。「途上国の人々との話し方 ー国際協力メタファシリテーションの手法」という本を読んでから、会話の中に出てく…

パーマカルチャーと伝統文化について

去年一年間、藤野でパーマカルチャーの実習コースを受講し、永続的文化のデザインについて、その考え方やいくつかの実践の仕方を学んだ。基本にあるのは、資源やものの循環と、それぞれの要素の多機能性を相互に関連づけて、それぞれのものごとが持つ能力を…

人間が持つべき信仰心について

先週日曜日から来週日曜日まで、カトリックの人たちにとってとても大きな祭日、Semana Santaがある。そんなわけで、語学授業ではもっぱら宗教をテーマに会話が進む。月、水の先生はとても若くて、そして敬虔なカトリック教徒。毎朝祈り、日曜日には教会に行…

ひかり

偉大なる写真家に思いを馳せて 自分がどのような人生を送るかということは、心の底から湧き出るものに正直にまっすぐにぶつかるということで、人生が自分にしてくれることを考えるのではなく、自分が選ぶことが人生をつくっていくということなのだと思った。…

自然の中の生活

都市でも田舎でも、生活というものはある程度効率的にこなさなければならない、ということが、ここ一ヶ月の田舎生活で感じること。 晴れの日は朝から早起きをして、洗濯をして、がっつり畑の面倒を見て、建築作業をして、、と、晴れの日にできることを、午…

現在は過去の「現在」の積み重ねであるということ

外の世界には、山や川や動植物といった自然があり、科学や産業や政治といった人為があり、規則があり、偶然があり、悪意があり善意があり無為がある。 著者はそれにランク付けをしない。怒ったり笑ったり、いちいち正直に反応しながらも、あるがままにすべて…